7月 23, 2023 21:20 Asia/Tokyo
  • インドで開かれた20カ国・地域(G20)エネルギー相会合
    インドで開かれた20カ国・地域(G20)エネルギー相会合

インドで開かれていたG20エネルギー相会合は22日、一部の国の反対により、化石燃料の段階的低減で合意できないまま、閉幕しました。

ロイター通信によりますと、会議は2030年までに再生可能エネルギー容量を3倍にする目標などで意見が一致せず、4日間にわたった会合は共同声明ではなく、成果声明と議長総括が発表されたのみでした。

関係筋によると、化石燃料を巡っては、燃料の使用抑制についてコンセンサスを得ることができなかったということです。

また、2025年までに発展途上国の気候変動対策に年間1000億ドルを共同で拠出する目標を達成するよう先進国に求める内容や、ウクライナ戦争に関する記述も合意には至りませんでした。

議長を務めたインドのシン電力相は会合後の記者会見で、化石燃料の段階的低減の代わりに炭素回収の利用を望む国もあると述べましたが、国名は挙げませんでした。


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