Pars Today

米メイン州ルイストンで25日夜、男がバーとボウリング場で銃を乱射し、少なくとも22人が死亡、約60人が負傷しました。容疑者は逃走中です。

ロイター通信によりますと、地元警察はライフルを構えている男の写真をフェイスブックに投稿し、情報提供を呼びかけました。警察は男の氏名を公表するとともに、男が銃器インストラクターで米陸軍予備役も務めていたと明らかにしました。

また、男は最近、精神面の不調を訴えていたほか、州兵の基地を銃撃するなどと脅していたとも伝えられています。

米国では今年に入ってから500件以上の銃乱射事件が起きており、今年上半期の犠牲者を出した銃事件の数は28件で2006年以降で最多となりました。

バイデン大統領はこれをうけ、銃規制への意欲を表明しましたが、業界団体の抵抗などにより実現の見通しは立っていません。

世論調査では、米国市民の72％が外出時に不安を感じるとして、銃の購入や所持を検討していると回答しています。