Pars Today

米ワシントン・ポスト紙が、アメリカ政府の当局者に対する暴力を伴った脅迫が増加しているとしながら、同国での民主主義弱体化について警告しました。

ワシントン・ポストは記事において、アメリカのケンタッキー、ミシシッピ、ジョージア、コネティカット、ミシガン、ミネソタ各州の議事堂に対し先週、爆破予告メールが相次いで送られた事件、さらには、議員とその子どもたちを殺害すると脅迫した男の逮捕、先月起きた共和党所属の同国下院議員らへの脅迫に触れながら、同国で特に2020年の大統領選挙以降、このような悪意のある行為が増加しているとしました。

また、今年の大統領選挙で共和党の最有力候補とされているドナルド・トランプ氏の立候補資格を認めないとしたメイン州の州務長官やコロラド州最高裁判所判事が、さまざまな脅迫に直面していると説明しました。

その上で、国内で州や連邦政府の職員に対する脅迫が相次いでいることを「極めて憂慮すべきもの」としたガーランド司法長官やウィスコンシン州最高裁判所判事の発言を取り上げながら 、「このような破壊主義的行為が、議員、州関係者、地方の要人、判事らを巻き込んでいることは、今年実施予定の大統領選挙選に暗い影を落としている」と続けしました。

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