ヒズボッラーの力を目の前に驚愕し恐れるイスラエル軍の英国人傭兵
11月 05, 2024 19:15 Asia/Tokyo
イスラエル軍に従軍している英国人傭兵が、ヒズボッラーに苦戦する軍の窮状について語りました。
【ParsToday西アジア】英紙タイムズによると、複数の英国人がレバノン・ヒズボッラーとの戦闘にイスラエル軍側として参戦しています。ある英国兵は、「ヒズボッラーとの戦争は悪夢のようなものだ」「レバノン南部にいた日々は生と死の狭間だった」と吐露しました。
ヨッシと名乗るこの英人傭兵は、ヒズボッラー戦闘員が持つ高い防御能力に触れ、「私はレバノン南部での従軍中には、3時間以上寝たことがなく、一瞬たりとも防弾チョッキと軍用ブーツを脱がなかった」と語りました。
そして、ヒズボッラーについて「間違いなく最良のエリート集団だ」と評した上で、レバノン南部に展開するイスラエル軍遠征師団のうち、2000人以上の兵力を有していたのは1師団のみだったにもかかわらず、この師団さえもヒズボッラーのミサイルや無人機攻撃でかなりの人数が殺害されたということです。
イスラエルのアルマ研究所は報告書の中で、「レバノンにおける2024年10月のヒズボッラーの攻撃件数は過去1年間と比べて4倍に増加し、1カ月で1158件に達した」と発表しました。