ユーラシア関連ニュース|ロシア、トルコ原発完成に90億ドルを援助
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ロシアがトルコ初の原子力発電所プロジェクトの完成を目的とし、新たに90億ドルの資金を充当しました。
(last modified 2025-12-30T10:03:55+00:00 )
12月 30, 2025 18:48 Asia/Tokyo
  • トルコ南部にあるアックユ原子力発電所
    トルコ南部にあるアックユ原子力発電所

ロシアがトルコ初の原子力発電所プロジェクトの完成を目的とし、新たに90億ドルの資金を充当しました。

この問題について、トルコのアルパルスラン・バイラクタル・エネルギー天然資源相は「この予算は2026年と2027年において建設のスピード・ピッチを維持するために使用される」と語っています。

【ParsToday西アジア】ロシアの原子力企業ロスアトムが管理するこのプロジェクトは、2018年に開始されました。ロスアトム社はプロジェクトの管理権を保持しており、49%の株式を譲渡する権利を有しているものの、共同出資ための投資パートナーはまだ見つかっていません。

アックユ原発プロジェクトは、当初は2023年に最初の原子炉の稼働開始が予定されていましたが、その後もスケジュールは数回にわたり変更されています。トルコ側当局は、今回のロシアからの新たな資金投入により、プロジェクトが2026年の目標達成に近づくことを見込んでいます。

ロシア、アフガンと中央アジアへのガス輸出を増量

一方、ロシアはアフガニスタン及び中央アジア諸国へのガス輸出を増やしました。2025年にアフガニスタンと中央アジアに輸出されたロシア産液化石油ガス(LPG)の量はほぼ倍増し、100万トンを超えています。

欧州が2024年、ロシア産LPGの輸入を制限したことを受け、ロシアは他国の市場にLPGを輸出しており、アフガン、カザフスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、キルギスに対するロシアのガス輸出は19%増加しました。カザフスタンとロシアの合同プロジェクトである、両国の合弁企業カズロスガスを含めたロシアのアフガン向け液化天然ガス供給量は、今年最初の11ヶ月間で1.5倍の41万8000トンに増加しています。

 

 


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