アメリカで、新たに黒人１名が警察により射殺

アメリカ・オハイオ州で、警察官３名がエアガンを手にしたという理由で黒人１名を殺害しました。

プレスＴＶが２０日土曜、報じたところによりますと、アメリカ・シンシナティ警察署長は、「黒人のポール・ガストン氏（３７）が１７日水曜、本物の銃に非常によく似た銃を手にしていたという理由で、警察から９発の銃弾を撃ち込まれ、死亡した」と発表しています。

同署長はまた、「ガストン氏は、地面に横たわるようにとの警察官の指示に従わなかった」と主張しています。

こうした中、目撃者はガストン氏が銃撃された際には銃を持っていなかったと述べています。

今回の事件に関与した３名の警察官は、取り調べ終了までは有給休暇をとることになっています。

アメリカでは昨年、１２００人以上が警察の銃撃により殺害されており、これらの人々の多くは黒人となっています。