米ノースカロライナ州・ウィルミントンで、市民が水や食料、テントの配給を求め行列

9月 19, 2018 18:37 Asia/Tokyo

アメリカ南東部を襲撃したハリケーン・フローレンスの影響により、数千人が住む家を失っています。

ＩＲＩＢ通信によりますと、今月１４日から、大型のハリケーン・フローレンスがアメリカ・ノースカロライナ州とサウスカロライナ州を襲い、これまでに４２人が死亡しています・

このハリケーンの影響で、この２つの州ではさらに９７万４０００以上の世帯や商業施設が停電となっています。

このハリケーンによる暴風は収まってきているものの、専門家の間では今後数日間でノースカロライナ州とサウスカロライナ州のさらに多くの地域が冠水すると見られています。

特に、ノースカロライナ州ウィルミントンは危機的な状況に見舞われています。

ウィルミントンでは１８日火曜、数百人の人々が飲料水や食料、テントを求めて商店や政府系機関の前に行列を作りました。

ウィルミントンでは、さらに停電も発生しており、復旧するめどは立っていません。

ウィルミントンとノースカロライナ州内のほかの都市との連絡手段も遮断されており、水や食料を移送する一つのルートだけが設けられています。

現在、ウィルミントンにはアメリカ軍のヘリコプターやトラックが食料を移送しています。

ウィルミントンの総人口はおよそ１２万人となっています。

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