ボーイング社、CEOを解任
12月 24, 2019 15:24 Asia/Tokyo
アメリカの航空機大手ボーイングが、同社製の新型機「737MAX」の連続墜落事故を受けてCEOを事実上解任しました。
アメリカの新聞ニューヨーク・タイムズによりますと、ボーイング社は23日月曜、同社製の最新型機「737MAX」の運行停止による損失が膨らむ中、デニス・ミュイレンバーグ最高経営責任者(CEO)の辞任を発表しました。これは事実上の解任と見られます。
後任にはデビッド・カルフーン会長が来年1月付けで就任する予定で、それまで期間はグレッグ・スミス最高財務責任者がCEO業務を代行します。
ボーイング社は先週、「737MAX」型機の生産の中止を決定しました。
この型の飛行機は、昨年10月にインドネシアで、今年3月にはエチオピアで墜落事故を起こし、計346人が亡くなっています。
二件目の事故が起こった3月以降、ボーイングの主力機であった737MAXは運行停止に追い込まれていました。
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