新型肺炎
英紙、「米国の制裁がイランのコロナ対策の障害に」
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イランのコロナ
英紙フィナンシャル・タイムズは、米国による制裁が新型コロナウイルスと闘うイランに大きな負の影響を与えているとする論評を掲載しました。
フィナンシャル・タイムズ紙は20日金曜、「米国の制裁は、イランが新型コロナウイルス闘争で必要とする物品の入手経路を複雑化している。これら物資の不足がイランの医師や看護師が抱える問題に上乗せされている」と報じました。
同時にフィナンシャル・タイムズ紙は、「イランには非常に有能な医療スタッフや医師がいる。イランは常に地域の医療問題に関して最高の場所であり、近隣諸国からの患者を受け入れてきた。現在も新型コロナウイルスが流行する中にあって、イランの医療スタッフは国家の英雄として国民から特別に尊敬されている」と伝えました。
フィナンシャル・タイムズは、イランにおける新型コロナウイルスの感染者、死者がともに急増している主要因は、米国の厳しい制裁と医薬品および医療機器の取引の緩和を目指すはずだった国際金融システムがイランとの関係を閉ざしたことにあるとしました。
米ニュースサイト・デイリー・ビーストは19日木曜、イランでの新型コロナウイルスの大流行に米国の制裁が大きく影響していると指摘し、「制裁問題の専門家はデイリー・ビーストに対し、トランプ米大統領は、最大限の圧力政策の中でイランをマヒさせる制裁を科すとする政策を採っているが、これはイランの新型コロナウイルスの流行に拍車をかける結果になったと話している」と報じました。
デイリー・ビーストは、米国の最大限の圧力制裁の範囲が非常に広範囲にわたることから、外国企業、政府、銀行は自身が米国による第2、第3の制裁対象になることを恐れてイランとの医療関係の取引に二の足を踏んでいると伝えています。
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