米保健医療機関が保健福祉長官に書簡 CDCへの政治的介入に警告
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アメリカでの新型コロナウイルス感染拡大
アメリカの多数の保健医療機関が、同国保健福祉長官に書簡を送り、新型コロナウイルス対策におけるトランプ米大統領の政治的介入をやめさせるよう求めました。
政治関連ニュースメディア「ポリティコ(Politico)」のウェブサイトによりますと、アメリカの350にのぼる地域保健医療機関や国内保健医療分野で影響力を持つ団体は7日火曜、アザー保健福祉長官に宛てた書簡の中で、CDCアメリカ疾病予防管理センターが保健医療に関した政治的介入に反対していることを支持し、同長官がこの件においてふさわしい役割を果たすよう求めました。
これらの各機関は、米国内で新型コロナウイルスが感染拡大を続ける中でトランプ大統領が発する回答に失望し、かつトランプ政権が内部の専門家をわきに追いやり保健関係者に対する人々の信頼を失わせていることを懸念するとして、「自分たちはCDCを支持する」と宣言しました。
そして、トランプ大統領の取り組みに反発し、「我々はCDCの声が無力な状態にうんざりしたままでいるのではなく、彼らの声がもっと力を持つようにしていかなくてはならない」と強調しました。
さらに、トランプ大統領が人々に対しマスク着用などの基本対応を呼びかけることすら避け、国内で感染者数が日々増えているにも関わらず「新型コロナウイルスは消滅する」と主張していることを問題視しています。
NIAIDアメリカ国立アレルギー・感染症研究所のファウチ所長は6日月曜、「アメリカはこれまで期待していたような新型コロナウイルス感染者数の減少には至っていない。依然として勢いある感染の波にさらされ、この第一波に膝までつかったままでいる」と指摘しています。
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