米国大統領、「新型コロナの死亡率、『米国は世界最良』」
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トランプ米大統領
トランプ米大統領は、FOXニュースのインタビューに答え、米国における新型コロナウイルスの死亡率が世界で最も低い水準にあるとの大胆な主張を展開しました。
米CNNによりますと、トランプ米大統領は19日日曜、FOXニュースの番組に出演し、米国での新型コロナの死亡率について、「聞いたところによると世界でも最低水準にあり、おそらく最も低い」と語りました。
さらに、マクナニー大統領報道官から資料を受け取り、内容を確認したうえで「最低の死亡率だ」と繰り返しました。そして司会者に向かって「フェイクニュース」を流していると攻撃し、「世界最悪の死亡率と報じているが、実際は最良だ」と強調しました。
米ジョンズ・ホプキンス大学のまとめたデータによれば、実際には米国は、新型コロナの死亡率が世界で最も高い国の1つで、米国の人口10万人当たりの死者数は43人で世界8位となっています。
トランプ大統領は、これとは若干異なる指標で、単純に国内の新型コロナ死者数を確認された感染者の数で割った「致命率」を示す資料も持ち出しましたが、これは当該の国の検査状況で結果が大きく変動するため、被害の規模を測定するには問題の多いデータだとされています。
ジョンズ・ホプキンス大学によりますと、上記の測定法でもなお、米国は世界の上位60位以内に位置しており、いかなる方法で測定しようと、米国の死亡率が「最良」だとするトランプ大統領の主張は事実ではないということがうかがえます。
米国でのこれまでの新型コロナ感染者数は370万人以上。世界で最も多い14万人超が命を落としています。
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