カナダ当局、若年層のウイルス感染拡大を懸念

7月 22, 2020 14:19 Asia/Tokyo

カナダの公衆衛生担当高官は２１日火曜、最近の国内の新型コロナウイルス感染者増加について、経済活動の再開に伴い予想されていたことだと指摘した上で、若年層の間で感染が広がっていることへの懸念を示しました。

ロイター通信が21日火曜、オタワから伝えたところによりますと、国内の１日当たりの感染者は約４６０人で、１カ月前の３００人を上回りました。

国内１０州では３月に導入された行動規制が段階的に解除されています。

同高官は、各州は慎重に活動再開を進めているが、感染の急増は誰もが予想していたことだとの見方を示しました。

その上で、新規感染者の約５５％は若年層で、その割合は５月の約３分の１から増加していると述べ、懸念を示しました。

カナダの国内感染者は累計１１万１１２４人、死者は８８５８人で、感染率は米国を大きく下回っています。

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