米政権による反イラン情報データ悪用が暴露  
(last modified Thu, 29 Oct 2020 09:29:01 GMT )
10月 29, 2020 18:29 Asia/Tokyo
  • ジョン・ラトクリフ国家情報長官
    ジョン・ラトクリフ国家情報長官

米の政治ニュースメディア・ポリティコが、同国の国家情報長官が選挙を目的に、反イラン情報データを悪用していたことを暴露しました。

ポリティコはこの報道の中で、ジョン・ラトクリフ国家情報長官がイランによる米大統領選への干渉を主張する中で、情報機関の査定評価から外れた発言を行っていることを暴露しました。

ラトクリフ長官は、イランがトランプ米大統領にダメージを与える目的で、米国民に脅迫的なメールを送りつけていると主張しています。しかしこの主張は、同長官がクリストファー・レイFBI米連邦捜査局長官や国土安全保障省のクリス・クレブズ(Christopher Krebs)氏と連名で出した声明とは反対の内容になっています。

ラトクリフ長官の発言は、民主党の高官から批判を浴びています。

アメリカはこの数か月、証拠を示すことなく、イラン、中国、ロシアが来月3日実施の大統領選への干渉を企んでいると繰り返し非難しています。

 

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