ラムズフェルド元米国防長官が死去
7月 01, 2021 17:23 Asia/Tokyo
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ラムズフェルド元米国防長官
ドナルド・ラムズフェルド元米国防長官の家族が30日水曜夜、同元長官が88歳で死去したことを明らかにしました。
ファールス通信によりますと、ラムズフェルド氏は、1975年から1977年までのフォード政権時代および、2001年から2006年まのジョージWブッシュ政権時代、つまり米のアフガニスタン・イラクへの攻撃、および侵略戦争開始を決定した時期に、国防総省の指揮を執っていました。
アフガニスタン・イラク戦争という2つの紛争は、国内外でのラムズフェルド氏の地位を難しいものにし、同氏はイラク戦争での役割を理由にポストを追われる結果になったほか、イラク国内の暴力が激しさを増す中、イラク戦争は明確な戦略のない泥沼の戦争として広く非難されています。
また、バグダッド近郊のアブグレイブ収容所で起きた虐待問題についても、ラムズフェルド氏は大きく責任を問われています。
なお、CNNによりますと、ラムズフェルド氏はニューメキシコ州タオスの自宅で死去したとのことですが、死因は現時点では明らかにされていません。
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