3月 22, 2022 20:36 Asia/Tokyo
  • ロシアのリャブコフ外務次官
    ロシアのリャブコフ外務次官

ロシアのリャブコフ外務次官が、「米国がロシアとの関係を維持するためには、わが国に対する脅迫とウクライナへの武器供与を止めなくてはならない」と述べました。

ロシア・インターファクス通信によりますと、リャブコフ外務次官は22日火曜、記者団を前にして、「対米関係維持のために何をすべきかという問いの提示は、全く正しいものだ。彼らは単に、口頭の発言であれウクライナ政府への武器供与というかたちであれ、緊張の扇動を止めるべきなのだ。彼らは、ロシアに対する脅迫を止めるべきなのである」と述べました。

続けて、「もし米国がウクライナ政府へプラスの影響を与えられるならば、とはいっても私はそれに懐疑的なだけでなく、そのようなことは起こりえないと確信すらしているが、その時にこそ関係正常化への展望が生じるだろう」としました。

このリャブコフ外務次官の発言の背景には、アメリカのバイデン大統領が先月24日、米露関係についての質問に対し、「現在のところ、関係は完全に断たれていると言える」と答えたことがあります。

ウクライナでの紛争が継続する中、この出来事に対する世界の反発は続き、ロシアに対する外交的圧力、脅迫、国際制裁はさらに増しています。

 


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