Pars Today
イランの知識ベース企業が、どこでも太陽光発電が可能となる携帯用エネルギーバッグの国産化に成功しました。
イラン国家マイクロエレクトロニクス・プログラムのアルジュマンディー副主任が、同分野において国内の知識企業が生産した製品をアメリカのNASA・航空宇宙局およびMIT・マサチューセッツ工科大学が購入していると述べました。
イランの知識企業が、唾液からDNAを抽出するキットの製造に成功しました。
研究業績に関する統計情報と動向データを集積したデータベース・ESI データベースによりますと、134の大学と研究機関を擁するイランは、最も論文引用件数の多い機関の世界ランキングで14位になりました。
イランの知識ベース企業が開発したがん治療用の粒子線加速器が、ウガンダ、シリア、イラクなどに輸出されることになりました。このうちウガンダとは2000万ドル規模の契約が成立しました。
知識ベース産業は今日の世界経済において重要な基盤となっています。これらの企業は知識やイノベーションをもとに運営され、イランの知識ベース企業も、ナノ、医療技術、医薬品、医療機器などの分野で西アジア地域や世界各地に製品を輸出するなど活発に活動しています。
10世紀にイランで生まれたイスラム世界最高峰の知識人であるイブン・スィーナー(980~1037)は、活版技術が発明される前の時代に活躍した人物でしたが、AI(人工知能)時代を生きる我々が抱える問いをすでに提起していました。それは、「どうすれば人間は人間たりうるか?」というものでした。
イラン南部シーラーズ出身の女性化学者、ファーテメ・ファルジャーディヤーン氏(43)は、世界の科学者上位2%に入る成功した学者です。
第4次産業革命技術に関する世界各国の科学的成果を調査・ランク付けする学術データベース「Web of Science」により、イランがAI・人工知能の分野でイスラム諸国の筆頭に立っていることが分かりました。
イランはイスラム革命以降の過去45年間で、重要かつ実感的な数々の成果を挙げてきましたが、その1つに、学術・科学分野での大きな成果が挙げられます。