ギャラップ、「韓国国民の大半が核兵器開発を支持」

世論調査専門機関の韓国ギャラップ研究所が、「世論調査から、韓国国民の少なくとも76.6%が北朝鮮の脅威に対抗するための核兵器の開発計画を望んでいることが分かった」と主張しました。

韓国政府は昨年、自国の来年度軍事予算を4.6％増加させましたが、この一方、同年第4四半期（10～12月）のGDP国内総生産速報値は、前期比で0.4％減少しマイナス成長となっています。

東アジアにおけるアメリカの同盟国の1つである韓国は、アメリカ政府の目的に沿った形で、常に北朝鮮および中国に対抗する動きを見せています。

北朝鮮は、アメリカが北朝鮮の支配体制崩壊を狙って行う敵対的政策や地域における違法な軍事活動を終了しない限り、自国がミサイル・核計画から手を引くことはないと発表していますが、一方で、兵器の開発は自国の防衛のみを目的にしており他国への攻撃意志はないとも、繰り返し強調しています。

韓国のヨンハプ通信は30日月曜、韓国ギャラップ研究所の調査結果を引用しながら、「この世論調査は、韓国国民が北朝鮮の軍事的脅威増大を懸念する中で公表された」としました。

続けて、「調査では、回答者の77.6％が北朝鮮の非核化は”不可能”と考え、さらに72.4％が自国の核兵器能力拡大について肯定的に受け止めているという結果が出た」と主張しました。

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