北朝鮮キム総書記が、核兵器製造に必要な物質の生産の増大を強調

北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党総書記が28日火曜、核兵器に使用できる核物質の製造の増大を強調するとともに、「わが国は、いつでもこの種の兵器の使用に備えておく必要がある」と語りました。

ロイター通信によりますと、キム総書記は核兵器プロジェクトの視察の中で、この表明を行っています。

キム総書記はまた、アメリカと韓国は各種の軍事演習により緊張を煽っているとして非難するとともに、北朝鮮の朝鮮人民軍に対し、実際の戦争に備えて準備態勢をさらに高めるよう指示しました。

また、アメリカと韓国に対する戦闘での抑止力を目的とした核攻撃をいつでも実施する準備を整える必要がある、と強調しています。

北朝鮮のKCNA朝鮮中央通信は、「朝鮮人民軍は27日月曜、戦術的地対地弾道ミサイル2発を使用し、空からの核攻撃のシュミレーションを行った」と報じました。

また、「わが国にある防衛センターも、水中戦略的兵器の実験を実施した」としています。

北朝鮮は過去数週間において、ミサイル実験の頻度を増やしています。

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