Pars Today

北朝鮮国防大臣は、アメリカが自国に対して核兵器を使用した場合、想定外の危機に直面するだろう、としました。

北朝鮮の強純男（カン・スンナム）国防大臣は、北朝鮮が朝鮮戦争（１９５０～５３年）の休戦協定締結「戦勝節」から70年を迎えた２７日のに合わせて開催した軍事パレードで演説し、「敵が侵略する意図がこれまで以上に明らかになっており、アメリカと韓国にいるその服従者らは、核戦争の開始を仕掛けている」と語りました。

また、アメリカが、日本や韓国と軍事同盟を築いていることに触れ、「アメリカは公然と、ＮＡＴＯ北大西洋条約機構軍を朝鮮半島に招き、これによって、わが国を初めとする地域の独立国家を脅かしている」と語りました。

これ以前にも、北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）総書記は、大陸間弾道ミサイル「火星18型」の試験発射を視察する中、アメリカがわが国に対する敵対政策を止めない限り、わが国は、防衛力の強化を継続していくだろう、としました。

ロシアや中国の代表団は、今回の北朝鮮の「戦勝」行事に参加するため、北朝鮮を訪問しました。

北朝鮮は、日米韓による軍事的動向の増加に対抗するために、中国やロシアとの関係拡大を追求しています。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。