北朝鮮が、日本の米製巡航ミサイル購入に反発

北朝鮮が、アメリカからの巡航ミサイル「トマホーク」を日本が1年前倒しで購入すると決めたことについて、地域の緊張を高める「傲慢な選択」だと非難しました。

日本の木原防衛相は今月、同国が予定していたアメリカからのトマホーク購入を1年前倒しして2025年度からとすると発表しました。

北朝鮮の国営朝鮮中央通信は16日月曜、コラムにおいて日米韓3カ国の首脳が今年8月に安全保障協力について協議を進めると決めたことに触れながら、「（トマホーク導入の前倒しは）再侵略に向けた日本の軍事的な動きが非常に厳重な段階に入ったということを物語っている」と伝えました。

また、「わが国の武力は日本の一挙一動を鋭く注視している」としながら、「日本は軽挙妄動してはならない」と警告しました。

北朝鮮は、日米韓の安全保障協力を「アジア版NATO」だとし、これに対抗すべく中国やロシアとの軍事関係を強化しようとしています。

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