6月 26, 2021 20:39 Asia/Tokyo
  • 台湾の呉釗燮(ジョセフ・ウー)外交部長
    台湾の呉釗燮(ジョセフ・ウー)外交部長

台湾の呉釗燮(ジョセフ・ウー)外交部長は、周辺地域での中国の軍事的挑発について言及し、「台湾は中国との武力衝突の可能性に備えなければならない」と述べました。

ファールス通信によりますと、ウー長官はCNNのインタビューに対して、「台湾の意志決定機関としては危険を犯すことはできない。したがって常に備えておかなければならない」と答えました。

台湾独立派の急先鋒であるウー氏はこれ以前にも、「中国が軍事攻撃を仕掛けてきた場合には、台湾は最後まで戦い抜く」と強調しています。

一方、中国の台湾事務弁公室の馬暁光報道官は先週、「我々は台湾問題における外国勢力による独立のための工作や傲慢な介入主義は決して容認しない。したがってこれらの勢力には、それらを打ち砕くために強力な返答を与えねばならない」と強調しています。

中国国防省もアメリカの台湾問題への介入について、「台湾が分離独立のためにアメリカを信頼することは必ずや失敗に終わる。この地域の未来は台湾の中国との統合にある」と語りました。

アメリカは台湾海峡への艦船派遣や軍事支援を行うことで、事実上台湾を支持しており、中国政府はこの問題について繰り返し抗議しています。

 

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