8月 31, 2022 21:23 Asia/Tokyo
  • イランの貿易
    イランの貿易

イラン税関のラティーフィー報道官は、先月のイランの非石油部門の貿易が25%増加したと発表しました。

過去1年のイランの非石油製品の輸出は著しく増加しています。

第13期イラン政権は昨年8月3日に発足して以来、対外政策におけるバランスという立場をとり、近隣諸国およびイスラム諸国との協力拡大を、対外政策の優先事項に据えてきました。

第13期政権が採っている対外政策上のバランス化の例としては、地域を中心に据えた政策、アジア重視、SCO・上海協力機構やECO・経済協力機構といった、地域・地域外組織や機関への参加が挙げられます。

イルナー通信によりますと、イラン関税のラティーフィー報道官は、イラン歴5月(西暦7月23日~8月22日)に金額ベースで81億900万ドル、重量ベースで1132万5000トンがイランと他国の間で取引されており、この数字は、昨年の同じ期間に比べて、金額で25.4%・重量で10.6%増加している、としました。

また、同期間に、イランから36億4800万ドル・841万9000トンが国外に輸出され、昨年の同じ期間に比べて金額で18%・重量で11%の増加を示しているとし、「イラン製品の主な輸出先は、中国、イラク、アラブ首長国連邦、トルコ、インドなどである」と語りました。

さらに、また同月、イランを経由して100万8000トンの外国製品が諸外国に輸送され、これも昨年比で3%増加している、と述べました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem


 

タグ