May 02, 2024 15:24 Asia/Tokyo
  • イラン機関が包括的エリート支援法草案を作成 最高指導者の言葉に基づき
    イラン機関が包括的エリート支援法草案を作成 最高指導者の言葉に基づき

イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師が国内エリートの抱える問題を憂慮して創設した、同国政府機関のINEF・国家エリート財団は、20年を経て成熟し、成果を生み出す存在となっています。

INEFのセイエド・サルマーン・セイエドアフガヒー副総裁は、「エリートを影響力ある存在にし、行政機関において彼らの能力を活用する土台を作り出すことに重点が置かれた、55条にわたる包括的エリート支援法草案を作成した。これが国会で承認されれば、国内の多くの問題を解決するものとなる」と述べました。

 

イラン・イスラム革命最高指導者ハーメネイー師が才能発掘を強調

セイエドアフガヒー副総裁はさらに、イラン全土で優秀な人材を発掘する必要性に触れ、「(才能の)発掘は、ハーメネイー師が繰り返し強調するほど重要な問題である。最高指導者は、才能を持つ者がたとえ国土の最果ての地域にいようとも一人も見落とされないよう、適切なプロセスを定めるよう指示された」と説明しました。

そして、「特別な才能を持つ一人の人間が生まれて成長したが、その才能が発掘されずにこの世を去るとすれば、その権利が虐げられていたことになる。ハーメネイー師はこのような理由から、数百万いるイランの若者の才能は一つも無駄にすべきではないと強調している」としました。

 

イランのエリートや優れた科学的才能を持つ人々とハーメネイー師との会談の様子


セイエドアフガヒー副総裁はまた、INEFがエリートの拠り所であるとしながら、「最高指導者がエリートの抱える問題を憂慮して当財団を創設したことは、我々の誇りである。創設20年を経て成熟した当財団は、成果を生み出す存在となっている。この数年間に当財団から支援を受けた者の一部は現在、国家機関の責任者や中位の管理職として働いている」と述べました。

 


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