イラン革命防衛隊総司令官、「イランの決定は米選挙に影響」
イランイスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官が、「イランの政治的決定は今日、米国の選挙の行方に大きく関与しており、ホワイトハウスの運命は(イランの現最高指導者・ハーメネイー師が一般会談に使用している施設である) イマーム・ホメイニー・ホセイニーエからの影響を受ける」としました。
イルナー通信によりますと、サラーミー総司令官は6日火曜、大学教授らの集まる場で、「米国は、地域におけるいかなる企み計画も実行に移すことはできない。それらは確実に失敗に終わるだろう」と述べました。
続けて、「我々は、多くの技術において世界1の座にあり、一部の超大国も、イランの武器を購入するほか、共同協力を申し出ている。さらに我々は防空分野で、世界の超大国を上回っている」としています。
また、イランに対して国外政権が保護者ぶる期間は終わっているとして、「これらはすべて我々が外国に期待をしていないことが理由となっている。外国に対する依存を取り除くことは、力を与えるもととなる」と指摘しました。
そのうえで、「我々は今日、最新のシステムやテクノロジーを駆使している。自国が強力であるため、我々は戦争の心配もしていない」としました。
一方、「我々は外国の支援に期待していないため、制裁が続けられても気落ちすることはない」とも強調しました。
さらに、「我々が力を持っていなければ、彼らは攻撃していただろう。しかし我々が力をつけていたために、彼らは対峙を避けている。この力は、日ごとに増大している」としました。
そして、「現在、イラン軍によって製造された固定および移動する標的を狙える武器の精度は、100%である。また無人機は、人工知能を使用することでどのポイントも標的にすることができる」と説明しました。