中国:「国際社会は米とイスラエルの侵略に対し沈黙してはならない。イラン領土への攻撃には法的根拠なし」
(last modified Wed, 25 Jun 2025 10:20:10 GMT )
6月 25, 2025 19:20 Asia/Tokyo
  • 中国の王毅外相
    中国の王毅外相

中国外相がトルコ外相との電話会談で、米国とシオニスト政権イスラエルによるイラン領土への攻撃を非難し、「このような一方的で危険な行為に対し国際社会は沈黙すべきではない」と強調しました。

【ParsToday国際】イルナー通信によりますと、中国の王毅外相は火曜日、トルコのハカン・フィダン外相との電話会談で、「『将来的に予想される脅威』を名目としたイラン領土への空爆は法的正当性を欠き、国連憲章の基本原則と法規範に明らかに違反する」と語っています。

また、IAEA国際原子力機関の監視下にあるイランの核施設に対する米国の攻撃に言及し、「この行動は国際社会にとって危険な前例となり、NPT核兵器不拡散条約の国際体制を激しく脅かすものである」と警告しました。

さらに「国際社会はこのような一方的で危険な行動に対し、沈黙してはならない。国際社会は、法規範基づく国際体制、多国間主義、そして各国の主権尊重を支持すべきである」と述べています。

これに対し、トルコのフィダン外相も、米国とイスラエルによる最近のイランに対する行動について懸念を表明するとともに、「これらの攻撃は国際法への公然たる違反であり、イランの国家主権への侵害である」としました。

 


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