イラン原子力庁副長官、「イランは決して原子力の特殊使用を追求せず」
10月 05, 2022 16:49 Asia/Tokyo
イラン原子力庁のシールマルディー副長官が、「わが国はこれまでに決して原子力の特殊使用を追求したことはなく、また今後も追求しない」としました。
イスナー通信によりますと、シールマルディー副長官は4日火曜、ある式典において、「イランは常に原子力の平和利用や、何らかの形で国民生活に関係するその機能の使用を追求している」と語っています。
また、「核技術の重要な使用分野のひとつは農業である」とし、その例として、サトウキビの分野での良好な措置の実施を挙げ、「加工分野における放射線システムの設置は、害虫や微生物の量を減らすのに役に立ち、これによって輸出できる健全な産物が生産される」と述べました。
さらに、「南部フーゼスターン州は国内の農業の中心地だ」とし、「フーゼスターン州では年間1800万トンの農産物が生産されており、これは同州が核の平和利用のための可能性を有していることを物語っている」としています。
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