イラン国会報道官、「テロ組織の拠点への攻撃は、分離主義勢力の悪事への対抗措置」
11月 24, 2022 17:32 Asia/Tokyo
イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のアムーイー報道官が、「分離主義勢力およびテロ組織の悪と恐怖を広める行動は、わが国のイスラム革命防衛隊からの強力かつ決定的な対応に直面した」と語りました。
今月22日、イランイスラム革命防衛隊陸軍は、イラク北部クルド人自治区内に拠点を置く分離主義勢力およびテロ組織に対する新たな攻撃を開始しています。
これらの攻撃では、イラク北部キルクーク郊外にあるクルド人分離主義民兵組織PAK・ クルド自由党の本部が、自爆用無人機の攻撃を受けました。
アムーイー報道官はイルナー通信のインタビューで、イラン北西部国境地帯付近での分離主義勢力の潜在やその行動に触れ、「正式な交渉では、イランとイラクの高官がイラク側にテロ組織や分離主義勢力の活動に関する詳細な情報を提供し、イラクはこれらの妨害行為の排除を約束していた」と述べています。
そして、「最初の交渉の後、イラクのクルド人自治区とイラク中央政府の当局者は、分離主義勢力およびテロ組織の活動の終止を強調したが、イランの要求は満たされておらず、わが国は国際法および、国家安全保障の確保の枠組みにより再度、分離主義勢力やテロ組織の行動への対処を余儀なくされている」と語りました。