イラン外務省報道官、「世論はアメリカの言葉の詐欺に騙されない」
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イラン外務省のキャンアーニー報道官が、アメリカのサリバン大統領補佐官の内政干渉的な発言について、「世界の世論は、アメリカの言葉上のトリックや政治的ショーには騙されないだろう」と述べました。
(last modified 2025-06-25T12:06:53+00:00 )
12月 15, 2022 20:42 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のキャンアーニー報道官
    イラン外務省のキャンアーニー報道官

イラン外務省のキャンアーニー報道官が、アメリカのサリバン大統領補佐官の内政干渉的な発言について、「世界の世論は、アメリカの言葉上のトリックや政治的ショーには騙されないだろう」と述べました。

キャンアーニー報道官は15日木曜の記者会見で、サリバン米大統領補佐官の最近の発言を含む米当局者の内政干渉的な見解表明について、「過去および現在の米国政府の経歴や姿勢を見れば、その政策や行動において人権は本来の価値を持っていなかったことがわかる」とし、「アメリカは常に人権問題を政治的かつ、また道具として扱い、矛盾したアプローチをとってきた」と語っています。

その上で、サリバン米大統領補佐官の発言を、「人権や女性・囚人の権利を謳った、アメリカによるイラン国内の暴動への支持および、内政干渉への認印を新たに示すもの」としました。

そして、「アメリカ当局者の人権に関するジェスチャーが政治的であることや虚言は、過去40年にわたりイランに行使してきた一方的・違法な制裁からわかるように、イラン国民の健康、職業、生活、安全への影響を何ら考慮せず、イランを麻痺させるとして圧政的な制裁を科し、子供や女性、少女、母親などを含む全イラン国民に一律に制裁を課した」と述べました。

サリバン米大統領補佐官は、イランが国連の「女性の地位に関する委員会」から除名されたことをうけ、この措置を歴史的な出来事だとし、「イランに対抗する形で国際社会が結束していることの表れであり、イランに引責を求めるものだ」と述べています。

 


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