イランが、EUと英の個人・機関への制裁発表

イラン外務省が、EUおよびイギリスの個人および機関の一部を制裁対象としました。

イラン外務省は25日水曜、EUおよびイギリスの個人および機関の一部への制裁実施についての声明で、「本省は、対抗措置としてEUおよびイギリスの個人および機関を、テロおよびテロ組織への支援、テロ行為や人々への暴力の扇動・奨励、内政干渉、暴力および情勢不安の拡散、虚偽や誤った情報の拡散、経済テロともされるイラン国民への圧政的制裁への同調を理由に、制裁対象とする」と説明しました。

続けて、「我が国は、EUおよびイギリスが圧政的制裁の行使および強化という行為で、国連憲章にも記載された国際法の基本原則に明白に違反したことをここに述べる」としました。

同声明によれば、この新たな制裁リストに記載された個人および機関は、ビザ発行およびイラン入国が禁止されるほか、イランの管轄内にある財産・資産の没収、金融および銀行システム内の口座凍結の対象となります。

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