1月 28, 2023 15:16 Asia/Tokyo

駐テヘラン・アゼルバイジャン大使館が27日金曜、武装した人物に攻撃され、同館の警備員が1人死亡したほか、2人が負傷しました。

今回の事件の被害者は、全員アゼルバイジャン国籍でした。

一方、犯人はイラン国籍であり、幼い子ども2人を連れて大使館に来て事件を起こしました。

犯人は逮捕後、犯行動機について個人的な家庭の問題だと語り、「私の妻は、在イラン・アゼルバイジャン大使館を訪問したまま、家に戻らなかった。私は何度も大使館を訪れたが、大使館からは何の返答も得られなかった。そこから私は、妻が館内にいるものの、私と会いたくないのだと考えて、今日の朝、前から準備していたカラシニコフ銃を持って大使館に行く決意をした」と述べました。

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は事件後、アゼルバイジャン大使館へのこの攻撃がテロである可能性を強く否定しました。

また、イラン当局者らもこの事件を非難しており、ライースィー・イラン大統領は、事件の全面的調査を命じました。

今回の事件を受けて、アゼルバイジャン外務省は同国に駐在するイラン大使を呼び出しました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は、アゼルバイジャンのバイラモフ外相と電話会談を行い、事件への非難および遺憾の意を伝えた上で、「この出来事が両国の関係に悪影響を与えることを許すべきではない」と強調しました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem


 

タグ