イラン・中露の合同軍事演習、乗っ取られた船の解放訓練を実施

インド洋北部で行われているイラン・中国・ロシアの3カ国による海上合同軍事演習で、乗っ取られた船舶を解放する訓練が実施されました。

この合同軍事演習は16日から、カザフスタンやパキスタンなどのオブザーバーの参加のもと、インド洋北部海域で始まりました。

今回の演習報道官を務めるイラン海軍のタージョッディーニー少将によると、演習では、船の火災消火、乗っ取られた船舶の解放、特定の海上標的への砲撃、夜間の空中標的への砲撃といった戦術訓練が実施されているということです。

今回の合同演習の目的として、海上の安全の強化、海賊行為やテロとの戦い、人道的行動、海上での救助・救援活動に関する情報交換や、戦術・作戦面での経験交換などが挙げられています。

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