中国、「イランやロシアとの合同演習は特定の相手国想定してない」
3月 30, 2024 20:42 Asia/Tokyo
中国国防省が、「オマーン湾で行われる我が国とイランおよびロシアとの合同演習は、第三国に対抗したものではない」としました。
IRIB通信によりますと、 中国国防省の呉謙報道官は今月28日、記者会見で「これまで我が国とイラン、ロシアは数回にわたり合同演習を行ってきたが、これはこの3か国の海軍どうしの緊密な協力と交流、そして地域的に共通した海洋安全保障の確保にとって非常に重要である」と語りました。
これに先立つ今月14日、ロシア国防省は、同国および、ラン、中国の海軍の軍艦がオマーン湾における合同軍事演習「海上保安ベルト2024」の活動を終えたことを明らかにしました。
イランと中国、そしてロシアは、2018年にインド洋にて初めて軍事演習を開催しています。
3か国による海上合同演習は、海洋経済活動の安全確保のための措置の実施を目的として開催され、アゼルバイジャン、インド、カザフスタン、オマーン、パキスタン、南アフリカの海軍代表も初めてオブザーバーとして参加しています。
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