4月 02, 2023 17:29 Asia/Tokyo
  • イランの「自然の日」
    イランの「自然の日」

イラン暦ファルヴァルディーン月13日にあたる西暦2023年4月2日は、イランでは「自然の日」となっています。

イランの人々は新年を迎えてから13日目となるこの日、昔からの伝統に従って、家族や親戚と一緒に屋外で過ごし、自然の恵みを楽しみ思い出を作ります。

この日は ペルシャ語で「13日目は屋外へ」という意味の「スィーズダ・べ・ダル」と呼ばれ、イラン暦の元旦・ノウルーズの期間の最終日とされています。

イランの人々は古来、新年が明けてからの12日間を、1年の12か月にあてはめて楽しく祝い、その後に続く13日目には、自宅の庭に出たり郊外に出掛けて緑の自然や泉・小川の傍らで、新年を祝う最後の日を過ごしていました。

ノウルーズから13日目に行われている、この古代から続く歴史ある行事は、イラン国民が行う世界最大規模のピクニックと言えます。

 


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