イラン外相、「収監者交換とイラン資産凍結解除は何ら関連ない」

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、「拘束・収監された自国民の交換は完全に人道的な問題であり、諸外国の銀行にあるイラン資産の凍結解除とは一切関係ない」と述べました。

イラン外務省は今月10日木曜、声明においてアメリカとの間での収監者交換について説明し、「制裁逃れをしたという根拠のない理由で同国に不法に拘束・収監されていた複数のイラン国民が、ほどなく釈放される」としていました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は、13日月曜の記者会見でこの件に関連し、「収監者の交換およびイラン外貨資産の凍結解除をめぐる間接協議ややり取りは、この数カ月続けられていたが、我が国は決して最低ラインで合意しようとはしてこなかった」と述べました。

そして、「我が国は米国との協議において、なぜ（米国の）一極主意的な行動のためにイラン国民の資産が凍結されるべきなのかを追究してきた」としました。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。