10月 11, 2023 18:52 Asia/Tokyo

ナイジェリアのシーア派指導者であるザクザキ師が、自宅軟禁終了後2回目となる外遊で、テヘラン入りしました。

ナイジェリアのシーア派指導者であるザクザキ師

 

イルナー通信によりますと、ナイジェリアのシーア派指導者であるイブラーヒーム・ヤアクーブ・ザクザキ師は妻とともに11日水曜朝、市民や学生団体による熱烈な歓迎の中、テヘラン・イマームホメイニー国際空港に降り立ちました。

ザクザキ師の歓迎式典に出席した参加者らは、パレスチナ国旗やイラン・イスラム革命最高指導者ハーメネイー師の肖像画を掲げ、地域での抵抗勢力の行動や聖地ベイトルモガッダス・エルサレム解放への支持を表明するとともに、抑圧されたパレスチナ国民に対するシオニスト政権イスラエルの犯罪や侵略の継続に嫌悪を示しました。

 

ナイジェリアのシーア派指導者がイラン到着

 

ザクザキ師とその妻、そして子女の1人は2015年12月、ナイジェリア軍と警察隊により、同国カドゥナ州ザリア市内にある宗教施設と自宅を攻撃された際に逮捕されました。

その時はちょうど、施設内でシーア派3代目イマームホサインの殉教40日忌・アルバインの行事が開催されていました。

この攻撃でナイジェリアのシーア派教徒約2000人(うち3人はザクザキ師の子弟)が殉教しました。

さらに、他3人のザクザキ師の子女らも、その1年前の2014年の世界ゴッツの日(ラマザーン月最後の金曜日で、パレスチナ人との連帯を示す日)の式典中にナイジェリア警察によって射殺されています。

ザクザキとその妻は6年間の自宅軟禁と投獄の末、2021年7月28日に無罪となり、すべての容疑が晴れて釈放されました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem


 

タグ