イラン革命防衛隊総司令官、「米とイスラエルは『アクサーの嵐』作戦で大敗」
(last modified Thu, 26 Oct 2023 13:32:58 GMT )
10月 26, 2023 22:32 Asia/Tokyo
  • イラン・イスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官
    イラン・イスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官

イラン・イスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官は、アメリカとイスラエルがパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスによる「アクサーの嵐」作戦で、これまでにない最大の敗北を喫したとしました。

パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの戦士らは、今月7日の「アクサーの嵐」作戦でガザ地区の外にある10カ所のシオニスト入植地を占拠し、シオニスト政権にとっての前例のない不名誉となりました。

抵抗勢力の作戦により、これまでに少なくともシオニスト1500人が死亡、5000人が負傷したほか、およそ200人が捕虜となっています。

サラーミー司令官は26日、イラン北東部の聖地マシュハドでパレスチナ情勢について演説し、「西側諸国の首脳らの占領地イスラエル訪問は、息絶えたイスラエルに対する一種の人工呼吸のようなものであり、イスラエルとアメリカの犯罪がこのまま継続されれば、現在の流れが変わることになるだろう」としました。

また、「アクサーの嵐」作戦で、アメリカ、イギリス、イスラエルがともに敗北したとして、「最も記憶に残る驚くべき敗北だった」と述べました。

サラーミー氏はさらに、「シオニスト政権は、虐殺によって自らの敗北を取り返すことができると夢想している」と、「今日、パレスチナで起きている出来事にアメリカは責任がある。アメリカは長年に渡り、シオニスト政権を天使として紹介し、同政権に対する良いイメージを作ろうとしてきた」と語りました。