なぜイスラエル防空部隊の司令官は解任されたのか?
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米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、イスラエル軍防空部隊の司令官が、先月のイランからのミサイル攻撃を十分に防ぐことができなかったとして解任されたと報じました。
(last modified 2025-07-17T11:37:01+00:00 )
7月 17, 2025 20:22 Asia/Tokyo
  • なぜイスラエル防空部隊の司令官は解任されたのか?
    なぜイスラエル防空部隊の司令官は解任されたのか?

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、イスラエル軍防空部隊の司令官が、先月のイランからのミサイル攻撃を十分に防ぐことができなかったとして解任されたと報じました。

【ParsToday西アジア】イスラエル紙「イスラエル・ハヨム」は、イスラエル防空部隊の司令官が16日付で解任されたと報じました。同紙は、イスラエル軍の発表を引用し、匿名の少将が4年間の任期を終え、司令官職を辞したとしました。

防空部隊司令官の交代は、15日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが、米国のユダヤ系シンクタンク「JINSA」の情報をもとに報じています。それによると、先月のイランによるイスラエルへのミサイル攻撃は成功し、イランはイスラエルの防空システムの弱点を見つけ、それを利用して戦術を変更し、防空網を突破したとしています。

ミサイル防衛の専門家らも、JINSAが最近行ったイラン・イスラエル戦争に関するデータ分析の結果を認め、イランがイスラエルの攻撃に対して、様々な攻撃の時間帯やパターン、ターゲットの地理的分布を駆使して反撃したとしています。

JINSAは、先月22日のイランのミサイル攻撃を最も成功した攻撃と位置づけ、この日イランが発射した27発のミサイルのうち10発がイスラエルの拠点に命中したとしています。JINSAの上級メンバーであるアリ・シコレル氏は、この一連の攻撃について、「データは、イランが発射の方法、時間、種類を適切に調整したことを示している」と述べています。

 


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