12月 17, 2023 17:58 Asia/Tokyo

イラン麻薬対策本部のロトフィー国際関係室長は、UNODC国連薬物犯罪事務所の主張するアフガニスタンでの麻薬栽培減少を否定しました。

アフガニスタンは、米軍の駐留が始まった2001年以降、麻薬の生産・栽培が数十倍に増加し、麻薬中毒者数も300万人を超えていました。

IRIB通信によりますと、ロトフィー室長は、アフガニスタンでアヘンの生産量が昨年から今年にかけて推定95%減少したとするUNODCの最近の主張を否定しました。

ロトフィー室長はまた、「アフガニスタンでの目撃情報や現場調査では、今年摘発された麻薬が減少しておらず、麻薬の生産・密売が変わらずに増加を続けていることが示されている」と述べました。

さらに、覚醒剤のひとつであるメタンフェタミンの生産増加について懸念を表明し、イランの’近隣諸国でこれらの覚醒剤が大量に摘発されていることを指摘するとともに、「麻薬への実践的対策として、アフガニスタンの農業従事者が生計を立てられるよう代替作物の耕作を広める必要がある」と協調しました。

 


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