1月 16, 2024 18:55 Asia/Tokyo

EIA米エネルギー情報局の統計から、イランが2023年にOPEC石油輸出国機構の加盟諸国の中で最大の石油増産量を記録したことが分かりました。

EIAは報告において、「イランはアメリカによる違法制裁の継続にも関わらず、2023年に前年比で33万バレル増加の日量平均287万バレルの石油を生産し、OPEC加盟国間で最大の増加量を記録した」としました。

一方、OPEC全体の石油生産量は2023年、前年の日量2752万バレルより63万バレル減少し、2689万バレルとなりました。

OPEC加盟国で2023年に生産量が増加したのは、イランの他はリビア、ナイジェリア、ベネズエラであり、それぞれ日量17万バレル、14万バレル、5万バレル増となりました。

2023年にOPEC加盟国で最も産油量が減少したのはサウジアラビアで、日量89万バレル減となりました。

さらに、UAEアラブ首長国連邦とイラクの生産量もそれぞれ日量10万バレル、13万バレル減少しました。

なお、国別に見たOPEC加盟国の石油生産量は、サウジアラビアが首位となり、2位は日量432万バレルのイラク、3位は296万バレルのUAE、4位が287万バレルのイラン、5位は259万バレルのクウェートとなっています。

 


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