1月 25, 2024 16:41 Asia/Tokyo
  • イラン中部イスファハーン州のモルタザヴィー知事とスペインのアンヘル・ロサーダ駐イラン大使
    イラン中部イスファハーン州のモルタザヴィー知事とスペインのアンヘル・ロサーダ駐イラン大使

イラン駐在のスペイン大使が、経済・観光分野での対イラン関係の拡大に意欲を示しました。

イルナー通信によりますと、スペインのアンヘル・ロサーダ駐イラン大使は24日水曜、イラン中部イスファハーン州のモルタザヴィー知事と会談し、「スペインは経済・観光分野で対イラン関係の拡大を追求している」とし、テヘランのスペイン大使館に最近、商務部を開設されたことに触れ、「交流拡大の下地作りとなりうる」と語りました。

一方、モルタザヴィー州知事もこの会談で、科学技術や歴史、観光、スポーツ分野におけるイスファハーン州の可能性に触れ、州内に2万2000カ所以上の史跡が存在するなど、イスファハーン州が「イランはもとより世界における有数のユニークな都市および優れた手工芸都市である」と述べました。

イスファハーン

人口約200万人の大都市イスファハーン市はイスファハーン州の中心都市であり、イランの文化、社会、政治、経済、観光、産業、学術の中心地の一つとなっています。

さらにイスファハーン市は、中国・西安、イタリア・フィレンツェ、セネガル・ダカール、マレーシア・クアラルンプール、クウェート、スペイン・バルセロナ、ドイツ・フライブルク、ロシア・サンクトペテルブルク、パキスタン・ラホール、キューバ・ハバナ、インド・ヤーシュ、アルメニア・エレバン、レバノン・バールベックの各都市と姉妹都市関係を結んでいます。

これらの姉妹都市関係は、文化・歴史的背景面での類似・共通性に基づくものです。これにより、こうした関係が形成され安定するとともに、それらの姉妹都市の持つ可能性や資産などの維持・保存における相互協力が成立することになります。

 


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