May 22, 2024 19:49 Asia/Tokyo

イランのライースィー大統領とその随行団の殉教を受け、イラクのスーダーニー首相が22日水曜正午前、イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師と会談し、同師とイラン国民に対しイラクの政府と国民を代表して、この損失を悼み哀悼の意を表明しました。 

スーダーニー首相はこの会談で、「私はこのような衝撃的な状況の中、イラクの政府と国民の悲嘆、哀悼の意をイランの政府と国民に表明すべく訪問した。殉教したライースィー大統領に我々が見たものは誠実さ、清廉さ、仕事と努力、そして国民への奉仕に他ならない」と述べました。

また、ライースィー大統領の葬儀に数百万人が参列したことに触れ、「今日テレビで見た映像には明確なメッセージがあった。その最も重要なものは、あらゆる圧力や制裁、そして今回の不幸な事件をものともしない、イランにおける国民と体制責任者との強固な関係の深さである」としました。

さらに、「数百万のイラン国民が葬儀に参列することのもう一つのメッセージは、国民に奉仕すべきことである。この壮大な葬儀は国民に奉仕した結果であり、これはイラクの我々にも教訓になるはずだ」と強調しました。

一方、ハーメネイー師もこの会談でイラク首相のテヘラン弔問に謝意を示すとともに、「我々は傑出した人物を失った。ライースィ―師はとても良き兄弟であり、有能かつ誠実で親密、質が高く真面目な責任者だった」と振り返りました。

加えて、「現在、モフベル第1副大統領がイラン憲法に基づいて重責を担っており、神の御心によりイラク政府との協力・合意の道は今後も継続されるだろう」としました。

 


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