イラン合同参謀本部議長「シオニストは衝撃的で想像を絶する報復を受ける」
(last modified Wed, 27 Nov 2024 03:25:48 GMT )
11月 27, 2024 12:25 Asia/Tokyo
  • イラン合同参謀本部議長「シオニストは衝撃的で想像を絶する報復を受ける」
    イラン合同参謀本部議長「シオニストは衝撃的で想像を絶する報復を受ける」

イランのバーゲリー合同参謀本部議長が、先月のイスラエルによる対イラン攻撃に触れ、「我が国の防衛政策は、敵の脅迫に対し打撃的かつ抑止的な対応をベースに、適切な時期にこれ以上ないレベルで行うよう計画されている」と述べました。

【ParsTodayイラン】バーゲリー議長は軍司令官らとの会合の中で「イスラエルは最近の攻撃でイランのレッドラインを越えた」と強調し、「イスラエルは、イランが倫理と宗教の教え、さらには国際法に基づき、領土保全の防衛に沿って、正確かつ時宜を得て、侵略者に対し自らの行動を後悔させる報復をするであろうことを、肝に銘じておくべきだ」と述べました。

バーゲリー議長はまた、4月と10月の2回にわたって行われたイランによる対イスラエル攻撃作戦について、次のように述べました。

 

「これら2つの作戦は戦術や実行形式、さらには使用された兵器の種類さえも異なっていたため、最近のイスラエルの侵略に対する報復も同政権指導部の想像の斜め上を行く形で計画されている」

 

さらに、ガザとレバノン南部の2つの戦線における最近のシオニスト政権の無力さと自暴自棄ぶりについて語り、「イスラエル政権はレバノンとガザ地区で民間人に対してこれほどの犯罪を仕出かしておきながら、公言していたいずれの目標も達成できなかった」と語りました。

そして、「レバノン戦争におけるシオニストの最も重要な目標は、イスラエル占領地北部の治安の安定および、これらの地域の住民を帰還させるという夢だったが、それは実現していないだけでなく、テルアビブやハイファなどの大都市では逆に広範囲にわたる治安の悪化に直面している」とし、次のように述べました。

 

「イスラエル軍は、ガザ攻撃の最重要目標は捕虜の解放であると宣言した。しかし(昨年10月7日のハマスによる)『アクサーの嵐』作戦から14カ月が経過した現在、捕虜たちの居場所の痕跡すら見出せないばかりか、数カ月にわたる全面戦争の後、ネタニヤフ首相はシオニスト捕虜の解放のために報奨金を発表しなければならなくなった」

 

イスラエルは先月26日、緊張を扇動する行動に出てイランのテヘラン、南西部フーゼスターン、西部イーラームの各州の軍事拠点の一部を攻撃しました。しかし、イランの系統だった防空システムは、追跡・迎撃とともに、イスラエルのこの侵略行為に的確に対処しました。

ただし、イラン防空基地の広報部の発表によりますと、一部の地域には限定的な被害も出たということです。
 

 


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