Pars Today
イランによるミサイル攻撃にイスラエルが再反撃する可能性について、イランの政府・軍関係者らがイスラエルをけん制しました。
イランが1日夜に行ったイスラエルの軍施設に対するミサイル攻撃で、イスラエル軍の基地3カ所が甚大な被害を受けました。
イラン軍のバーゲリー統合参謀本部議長が、「我が国のイスラム革命防衛隊の幹部であるムーサヴィー准将を殉教させたシオニスト政権イスラエルのテロ犯罪は、戦略的ミスである」と述べました。
バーゲリーキャニー・イラン外務次官が、パレスチナ抵抗勢力による対シオニスト作戦「アクサーの嵐」作戦を、抵抗勢力の知性と先見の明の表れであるとし、「戦争が拡大すれば、シオニスト政権イスラエルにはもはや何も残らない」と語りました。
イラン合同参謀本部のバーゲリー議長がメッセージの中で、シオニスト占領政権イスラエルに対するパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの堂々たる作戦に祝意を示し、「この度のパレスチナ抵抗組織による『アクサ―の嵐』作戦は、改めてイスラエルという存在が張子の虎であることを証明した」と語りました。
イラン軍統合参謀本部のバーゲリー議長は、権力の中心がアジアへ移転していると述べました。
イラン軍統合参謀本部のバーゲリー議長は、アメリカが退行・後退の道をたどっていると強調し、「欧州やその他の国も盲目的にアメリカに追随するならば、ともに凋落することになる」と述べました。
イランのバーゲリー統合参謀本部議長が、米は一極主義やそれに基づく体制の構築に成功しなかったとし、「世界的な勢力の集積地がアジアに形成されつつある」と述べました。
イラン外務省のバーゲリー政務担当次官が、テロや人権をはじめとした国際問題において西側諸国が利己的かつ一方的なアプローチを取っていることを批判しました。
イラン統合参謀本部のバーゲリー議長は、「米国のアフガニスタンからの屈辱的な撤退は、一極世界が形成されないことを示した」としました。