イラン・トルコ両外相の電話会談の行方は?
(last modified Wed, 26 Mar 2025 08:09:45 GMT )
3月 26, 2025 17:09 Asia/Tokyo
  • イラン・トルコ両外相の電話会談の行方は?
    イラン・トルコ両外相の電話会談の行方は?

イランのアラーグチー外相は、「トルコの国内情勢の成り行きは同国の内政問題である」と語りました。

【ParsTodayイラン】イランのセイエド・アッバース・アラーグチー外相とトルコのハカン・フィダン外相が24日夜に電話会談し、地域・国際情勢について意見交換を行いました。アラーグチー外相はこの中で、トルコ国内の情勢についてイランの原則的な立場を強調するとともに、「トルコ国内の情勢は同国の内政問題であり、トルコの管轄当局が自国民の利益に基づいてこれらの情勢を適切に管理すると確信している」と述べました。

また、シオニスト政権イスラエルによる公然たる停戦違反および、ガザとレバノンに対する犯罪と侵略を非難し、「この占領政権による犯罪阻止に向け国際社会、特にイスラム諸国と地域諸国は直ちに行動すべきだ」としました。

さらに、ガザ、ヨルダン川西岸、レバノンに対するイスラエルの犯罪行為の再開と時を同じくした米国の対イエメン空爆を非難し、イスラム諸国に対する侵略や地域の情勢不安およびその拡大阻止に向けた地域諸国間の協力・連携を強化することの重要性を強調しています。

一方、フィダン外相はこの電話会談でアラーグチー外相に対し、イランの春の新年ノウルーズに当たっての祝意を表するとともに、トルコとして地域・国際問題の外交的解決策の模索を支援する用意があることを強調しました。

また、ガザ情勢の検討を目的に最近エジプト・カイロで開催されたアラブ・イスラム接触委員会会合に自身が参加したことに言及し、「イスラム諸国がパレスチナ被抑圧民の状況への関心を高めることが重要だ」と強調しました。

 


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