7月 18, 2016 19:34 Asia/Tokyo
  • イランが、バーレーンの最大野党の解散に反応

イラン外務省の報道官が、バーレーンの最大野党ウェファクの解散は、非建設的で、問題を生じさせる行動だとしました。

バーレーンの裁判所は17日日曜、ウェファクの解散とその資産の押収に関する最終判決を出しました。この判決により、ウェファクの資産は、バーレーン政府の有利に押収されることになります。

イルナー通信によりますと、イラン外務省のガーセミー報道官は、17日、バーレーンの裁判所によるウェファクの解散命令に反応し、「この種の行動は非平和的なアプローチを追求している人々に道を開くものだ」としました。

また、「ウェファクの解散は穏健派の人物や団体に対する組織的な圧力の拡大の枠内のものであり、ハリーファ政権が現在の問題を解決しようとしていないことを示す」と語りました。

さらに、「穏健派の団体の解散や人々に尊敬されている政治、宗教指導者の市民権の剥奪は、バーレーン政府の利益にはならない」と強調し、再度バーレーンの政府に対し、治安・警察部隊の対応の激化を停止し、信頼醸成措置により、バーレーンの社会に早期に、真剣で建設的な対話のために必要な下地を整えるよう勧告しました。

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