イランは12日間の戦争で米国の防衛力にどのような打撃を与えたのか?
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米CNNが、イランとシオニスト政権イスラエル間における12日間の戦争後の米国の防衛力の低下について報じました。
(last modified 2025-08-02T03:38:33+00:00 )
7月 29, 2025 18:42 Asia/Tokyo
  • イランは12日間の戦争で米国の防衛力にどのような打撃を与えたのか?
    イランは12日間の戦争で米国の防衛力にどのような打撃を与えたのか?

米CNNが、イランとシオニスト政権イスラエル間における12日間の戦争後の米国の防衛力の低下について報じました。

CNNは28日月曜、「米軍はイランの弾道ミサイル攻撃に対抗するため、THAAD終末高高度防衛ミサイルを100発以上、場合によっては150発発射した。これは、先進防空システムの保有量のうち相当量を占める」と報じています。

【ParsTodayイラン国際】ファールス通信によりますと、米国は現在7基のTHAADシステムを保有しており、そのうち2基は今回紛争でのイスラエル支援目的で使用されたということです。

米国防総省の2026年度予算の見積もりによれば、米国は昨年、新型THAADミサイルをわずか11発しか購入しておらず、今年度中に受け取る分もわずか12発と予想されています。

米ミサイル防衛局の2025年度予算報告書によれば、これらのミサイルはロッキード・マーティン社によって製造され、1発あたり約1270万ドルの費用がかかっているとされています。

これについて、ある元米軍高官は匿名で「今回の戦争で、THAAD全備蓄量の約25%がイスラエル占領地に駐留する米軍によって使用された」と語りました。

 


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