イランとガーナ、協力文書と協力合意覚書に調印
(last modified Sun, 14 Feb 2016 10:21:53 GMT )
2月 14, 2016 19:21 Asia/Tokyo
  • イランとガーナ、協力文書と協力合意覚書に調印

イランとガーナが、農業と規格に関する協力文書と合意覚書に調印しました。

イラン大統領府のインターネットサイトによりますと、イランとガーナの協力文書は、14日日曜、テヘランで、両国の大統領の立会いのもと、高官によって調印されました。

イランとガーナの農業分野の協力は、両国の農業大臣によって、また規格に関する協力合意覚書は、イランの国立規格機構の長官とガーナの外務大臣によって調印されました。

イランのローハーニー大統領は、イランとガーナの協力文書の調印後、ガーナのマハマ大統領と共同記者会見を行い、「農業と規格に関する協力文書の調印に加え、石油、エネルギー、司法、再生可能エネルギー、カカオ製品の分野の合意覚書も作成され、文化、学術、サービスに関する協議も行われた」と語りました。

また、「その後の議論は、北アフリカの安全保障とテロ組織の活動に関する問題だった。イランとガーナは、テロ対策の必要性を強調した」と述べました。

さらに、「パレスチナ問題、パレスチナ人に対する圧制について、ガーナ大統領と議論した」としました。

一方のマハマ大統領も、イランとの協力文書の調印後、大国との核協議におけるイランの力強い外交に祝辞を述べ、「イラン訪問を誇りに思う」と語りました。

また、「イランは常に、人種差別との戦いにおいて、アフリカの抑圧された人々の支持者であった」と述べました。

さらに、「イランとガーナは、多くの問題について共通の見解を有しており、テロ、パレスチナ、地域諸国の危機といった問題について、イラン大統領との協議で意見交換を行った」としました。

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