イラン原子力庁報道官、「イランのウラン濃縮量は20倍に増加」
2月 15, 2017 17:47 Asia/Tokyo
イラン原子力庁のキャマールヴァンディー報道官が、イランでのウラン濃縮の量は、20倍に増加するとしました。
IRIB通信によりますと、キャマールヴァンディー報道官は、「遠心分離機IR8は、六フッ化ガスを用いた実機試験の段階に入っており、実験の後、この遠心分離機の大量生産が開始される」と語りました。
遠心分離機IR8は、イラン人研究者によって設計・生産された最新のもので、この3年間、それに対する様々な実験は成功裏に行われました。
キャマールヴァンディー報道官はまた、「現在、ウラン濃縮は年間濃縮能力が1トンSWUの遠心分離機IR1によって実施されているが、遠心分離機IR8の使用により、このウラン濃縮の量は20倍に増加する」とし、「この遠心分離機の製造は、核合意で認められ、この国際的な合意に違反するものはない」と語りました。
さらに、今年の春の初めに、治療や医療検査において重要な役割を果たす各種の放射性医療品の製造における、20の新たな成果が公開されるだろうとしました。
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