テヘラン金曜礼拝、「イランは脅迫に断固応じる」
(last modified Fri, 31 Mar 2017 10:24:08 GMT )
3月 31, 2017 19:24 Asia/Tokyo
  • テヘラン金曜礼拝、「イランは脅迫に断固応じる」

31日に行われたテヘラン金曜礼拝で、ハータミー師が説教を行い、「イランはあらゆる侵略に対して、相手を後悔させるような断固とした回答で応じる」と語りました。

ハータミー師は、「イランの体制や独立が脅かされない限り、イランが直接対決に臨むことはない」と述べました。

また、西側におけるイラン恐怖症の再開に触れ、「西側や中東の一部アラブ諸国でのイラン恐怖症は目新しい問題ではない。その理由は、イランの公正とイスラム統治にある。この原則が彼らの存在を脅かしている」と強調しました。

さらに、サウジアラビアのイエメンにおける犯罪とこの国の罪のない人々の殺害に触れ、「イエメンでの殺害は、アメリカとヨーロッパによるサウジアラビアへの武器の移送と国際機関の沈黙の中で続けられている」としました。

ハータミー師は、イランに対する前例のない制裁行使に関するアメリカのオバマ前大統領の発言に触れ、「アメリカの制裁に対抗する最良の道は、最高指導者の言葉によれば、経済の備え、抵抗経済政策を実施することだ」と語りました。

さらに、5月19日の大統領選挙と市町村議会選挙への国民の参加を重要な問題として挙げました。