4月 04, 2017 19:26 Asia/Tokyo
  • イラン外相、「核合意の実施と地域の安全保障は優先事項」

イランのザリーフ外務大臣が、抵抗経済や地域の安全保障に注目した形での核合意の実施は、イラン外務省の今年の優先事項だとしました。

ファールス通信によりますと、ザリーフ大臣は3日月曜、イラン外務省の職員の会合で、イスラム革命最高指導者のハーメネイー師が3月21日から始まったイランの新年を「抵抗の経済、国内の生産と雇用創出」に名づけたことに触れ、「イラン外務省は、今年、このスローガンの実現に向け、国際的に適切な下地を整えるべきだ」と語りました。

ザリーフ大臣はまた、世界の情勢変化を監視する必要性を強調し、「地域や世界の緊張した状況の中、情勢変化への注目や緻密な計算によって、地域や世界におけるイランの立場を向上させることができる」と述べました。

さらに、核合意について、「もし、アメリカが核合意に違反したり、あるいは実行しなければ、イランは速やかに以前の状態に戻る」としました。

 

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